秋彩 ~子どもたちのもみじがり~


2013年11月01日 ( 金 )


   ♪秋の夕日に照る山もみじ
     濃いも薄いも数ある中に
      松をいろどる楓や蔦は
       山のふもとの裾もよう

    溪の流に散り浮くもみじ
     波にゆられて はなれて寄って
      赤や黄色の色さまざまに
       水の上にも織る錦 ♪

子どもたちは、バスに乗ってのお出かけを心待ちにしていました。ポカポカ暖かい小春日和の今日。お弁当を持って、“見つけた秋”を入れるカバンをかけ、出発です!

中野もみじ山に着き、紅葉したもみじをじっくり見つめます。川の流れるせせらぎの音にも耳をすまし、すれ違う人達とあいさつを交わしていきます。子どもたちもお参りをし、何百年も生きていると言う大きな木(大杉)をながめ、山のてっぺんを目指しました。

「こんなに階段あるの!?」「登れるかな~」子どもたちからは、そんな声も聞こえます。合宿を経験した子どもたちは、へっちゃら?のようで、「合宿みたいだねぇ」とつぶやき、歩いて行きます。

そして、観楓台につくと、たくさんのもみじがありました。色もさまざま。もみじに囲まれた子どもたちは、多いにはしゃぎ、とても楽しそうです。落ち葉を拾っては、掛け合いっこをしたり、おにごっこをしたり、木の裏に隠れたりする子もいました。落ち葉の中から、きれいな色のもみじを選別して、拾おうとする子や切り株をなべに見立てて、その中に拾ったもみじを入れる子もいます。それぞれの子がキラキラ輝く表情を見せてくれました。
そうそう、吊り橋も渡ってみましたよ!「ほんとに揺れている」おそれながらも、渡る子どもたちでした。

子どもたちからも「早く食べようよ」とリクエストがあったお弁当Timeは、虹の瑚です。

バスから見える山の紅葉。
たくさんの色が重なり合い、出来上がる色、壮大な自然の織りなす色合いにどんな言葉が合うのか・・・迷ってしまいました。これから、ますます自然は色を染めていくでしょう。子どもたちは、その景色に何を感じ取ったのでしょうか。そして、私たちも感性を磨いていきたいと思ったひと時でした。

~追伸~
お昼寝から起きた3歳児さんは、「なかなか立てない・・・」と起き上がるにも一苦労だったようです。「ここまでしか立てない・・・」と中腰になっている子もいたのでした。たくさん、歩いて遊んで、たっぷり体を使ったからですね!

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