11月23日は、勤労感謝の日。
保育園では本日、働く人たちへの感謝の気持ちを胸に、クッキングを行いました。
「勤労感謝の日」の歴史は古く、642年(飛鳥時代)に新嘗祭(にいなめさい)という、五穀豊穣を願う祭りを執り行った事が始まりとされています。
新嘗祭とは、農作物の収穫を祝い、五穀豊穣を貴ぶ祭りごとです。その年に収穫したものを神様へ捧げ、感謝をし、次の年も豊作であるよう願う行事でした。
「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日。」
お仕事をすること、またお仕事をしている人を大切にすること。
みんなが生きていくために必要なものを作りだすことを祝うこと。
生きている人々が、お互いに「ありがとう」の気持ちを忘れず、感謝しあうこと。
たくさんの職種、業種の人たちが働き、世を支えているからこそ、私たちが生活を営めていることに感謝をして…。
子どもたちが保育園で過ごしている間、お仕事をしているお父さんお母さん。
そのお仕事は自分たちの生活のためでもあり、また周りにいるたくさんの人々(社会)の生活を支えていくためでもありますよね。
昨今のコロナ禍といわれるこの世の中、いつもと違う日常を過ごしているからこそ、いつも頑張っている人たちのことを、改めて考え、感謝をすることができるのではないでしょうか。
一人ひとりが支え合い、共に生かし合いながら生きていることを忘れずに。
改めて、周りにいる方々への感謝を感じる日でもありました。
これからも、その想いは忘れたくないものですよね。
こぐまさんの子どもたちは先日、「お仕事探そう集会」の後、保育園周辺の「お仕事探し探索」へ出かけ、さまざまな職種の人と出会い、自分のまわりにはたくさんの「お仕事」があるということを感じたようでした。
サラダ作りの経験を活かして、型抜きはお手のモノ!な3歳児さんと、
「いろんな味のクッキーを作ってみたい」「こういう形も面白そう」と、自分の「作りたい」に挑戦していた4歳児さん。
そして、クッキーを作っているときも、「お母さんなに味が好きかな」「パパはきっとチョコが好きだと思うな」「ありがとうって言うんだー」とお父さん、お母さんのお話で盛り上がっていた5歳児さん。本日は、袋詰め、ラッピングまで自分たちの手で取り組んでいましたよ。「ちょっと味見したいな…」なんてつぶやきもぽつり、聞こえてきていましたよ。
お父さん、お母さん、いつもお仕事お疲れ様です。
そして、ありがとうございます。