2016年04月04日 ( 月 )
本日、卒園児さんが遊びに来てくれました。
お姉ちゃんは11歳、妹が8歳の姉妹です。
ふたりは3歳の頃からバイオリンを習っています。その腕前を保育園の子どもたちに聴いてほしい!と朝早くからやってきました。
ふたりのバイオリンは、大きさが違いました。
「どうして?」と質問すると、「小さい子は、大きいバイオリンだと手が届かないでしょ」と小さい子がわかるように教えてくれました。
小さいバイオリンと大きいバイオリンは音色も違いました。
妹のバイオリンは、優しい柔らかな音色を響かせます。
お姉ちゃんのバイオリンは、太く力強さがあるのですがしなやかな音色を響かせます。
子どもたちはバイオリンによって音色が違うことを知りました。
朝は「バイオリン弾くまで何やってればいい?」と時間を持て余していましたが、帰るころになると「え～、もっといたいな。まだ帰りたくないな」となかな立ち上がろうとしませんでした。
保育園って、それほどふたりにとって居心地のいい場所なんだな。
ちなみに、バイオリンを数えるときの単位って知ってますか?
弓を数える「挺(ちょう)」なんだそうです。
今朝は、二挺のバイオリンの音色に酔いしれ、贅沢な朝の集会となりました。
卒園児さん、素敵な演奏をありがとうございました。