ぺったんこ それぺったんこ♪

2016年12月27日 ( 火 )


給食室から蒸されたもち米が運ばれ、あつあつの湯気があがっています。
子どもたちからは、「うわ~」、「煙!」と歓声があがり、臼の中でもち米を杵で合わせていく様子を食い入るように見ています。このもち米をつなぎ合わせていく工程こそが餅の仕上がりの良し悪しを決めるのだそうです。
さあ、いよいよ餅つきスタート。お父さんが力強く杵を振り上げました。
みんなで「よいしょ!」と声をかけます。
初めは遠慮がちな子どもたちのかけ声も、お父さん方の力強さと共に張りの良い声に変わってきました。
餅をつくお父さんの息に合わせるかのように子どもたちもまた声をそろえます。
保育士が、
「来年もいい年でありますように!」
「今年もありがとう!」
「来年も大きくなりますように!」などと願いの言葉をかけると「よいしょ!」と子どもたちの威勢の良い声が続きます。
そしてお父さん方のように子どもたちも餅つきを体験しました。
杵に体をもっていかれそうになりながらも足腰に力をぐっと入れて餅をつく子どもたちと卒園児さん、そしてお父さん方でなんと6升分の餅がつきあがりました。
その餅は子どもたちの手で小さく丸められ、力うどんやきなこ餅として頂きました。
出来があがったお供え用の餅を見て、「神様、ここに来るんだよね」と覗いている子もいましたよ。

そもそも餅つきとは、新年の神様である歳神様を正月にお迎えするために餅をつき、歳神様が正月の間に落ち着く場所として鏡もちを作り神社にお供えされていました。一方、稲作農家の食文化にもあり、おめでたい時には餅をつき縁起物として行われてきたのです。

私も幼き頃、小学校の体育館や、町内会で餅つきをした記憶が蘇ります。
当時の私は餅つきにこのような意味合いがあったことはつゆ知らず。
しかしながら、地域の方に声をかけられて、初めて会ったと思われる人とも一緒になって餅をつき食を共にした時間は、心地よさと共に今でも懐かしく思い出されます。
今回の餅つきもまた子どもたちのこれからの心豊かな生活につながる一つの機会となりますように。

日本の伝統文化をこうして引き継いでいく経験は地域の方、保護者の方のご協力があってこそだと強く感じたひと時でした。

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